セラピー活動をしている時、セラピー犬を見ていて思うことがあります。それは…
名前
國保眞由美
担当
動物介在セラピスト
メッセージ
セラピー犬も楽しんでいます。喜んでいて癒されています。一緒にいるセラピストとしてその姿を見ることがとても幸せに思います。
私は子供の頃に野良の子犬を少しの間だけお世話をしていたことがあり、その子犬との出来事を忘れられずにいたことがキッカケで動物介在セラピストになりました。
当時、ご近所さんが見つけた野良の子犬を私が外で世話をするようになり、2週間ほど経った時にいなくなってしまったので近所の人に聞いてみると、吠えてうるさいから車で遠くへ捨ててきたと言われ、田舎での遠くと聞いてとてもショックでしたがその時はどうすることもできませんでした。
それから2週間ほど経った頃、遠くの方で か細く吠える犬の声が聞こえたので行ってみると、あの時の子犬が私を見つけて呼んでいたのです。
真っ白い毛は泥だらけになり、小さな体はガリガリに痩せていて立っているのもやっとという姿でした。
知らない場所から戻ってきたことに驚き、私は駆け寄って泣きながら抱きしめました。
しかし当時の家庭環境では連れて帰ることができず、その後にまた見つかってしまい連れて行かれ、私は助けることができないまま引っ越すことになり、引っ越してからも何日も子犬の夢を見ていました。
今、私はあの時の子犬の想いと行動を心にとめて活動しています。
アニマルセラピーでは、人と犬がお互いが必要な存在となり、
人も楽しい、犬も楽しい
人と犬が共に癒されて幸せな時間を過ごすことができています。
その姿を見てセラピストの私も癒されています!